やりがいがあり実はそれほど残業も多くない仕事

介護の仕事の魅力はやはり人のために役立てるということでしょう。心身機能に障害がある方を介助して、少しでも毎日の生活を快適に過ごし幸せに暮らすための手助けをすることができます。そして、実際に現場で働くと、利用者の方とそのご家族から「ありがとう」と言ってもらえて、自分の仕事へのやりがいを感じられます。介護の仕事をしたいと考えている人は、こうしたイメージを強く持って入ってくることが多いです。

こうした魅力は実際に感じられますが、現実的な見方をしておくことも大事です。たとえば、体力的に大変な業務があることなどです。中には、介護業界のイメージとして残業が多くてシフトがきついという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。もちろん、残業が発生することがあるのは確かです。しかし、実際には残業はそれほど多くなく、正規職員であっても1週間に2、3時間しか残業時間がカウントされないというケースが多いです。

介護施設におけるシフトの効率化や、勤務環境の改善が実践されていますので、ゆとりを持って働ける状況になっているのです。特に非正規職員の場合は残業時間が少ない傾向にあります。そのため、家庭との両立もしやすく、仕事のやりがいをしっかりと感じながら無理せずに自分らしい生活を送れるような仕事となっているのです。もちろん、施設によってシフトの組み方や残業についての意識は異なります。そのため、就職する前にしっかりと現場の状況を確認したり、施設見学をしたりして働きやすいところを選ぶことが肝心です。